バックモニターやサイドモニターなど、モニター類は、車両を運転する際、安全を確保するためには重要な役割を果たすオプション装備になります。特に、ボディサイズの大きなクルマなど、車両感覚がつかみづらい場合には、その種の装備が有効に機能するようです。したがって、それらの大型車に、こうしたモニター類が装備されている場合、買取額がアップする可能性は低くないでしょう。ただし、それらのオプションは、メーカーから出荷される際、デフォルトの状態ですべてのグレードに備え付けられていることもあります。
そういった場合には、特に評価がプラスになるとは考えにくいでしょう。また、似かよった機能を果たす装備に、障害物を感知するクリアランスソナーがあります。こちらは、モニター類とセットになっていることが多いようです。このシステムも、査定に好影響を与える可能性があります。次に、ドアの解錠や施錠を、ワンタッチでおこなうことの出来るキーレスエントリーは、たいへん便利なアイテムです。このシステムが備わっていると、キーをカギ穴に差し込む必要が無く、ボタンの操作だけでドアのロック、解除をすることが可能となります。こちらのシステムは、荷物や傘を持っていたり、子どもを抱きかかえていたりして、両手がふさがっている時には、非常に利便性が高いようです。
ただし、こちらは、今や定番と言っても良い装備になりますので、それだけでは高値査定を望むことは難しいでしょう。ただ、メーカーによって呼び方は異なりますが、スマートキーなどと呼ばれる、携帯していれば、ドアハンドルを握ったり、ドアスイッチを押したりするだけでドアの解錠、施錠が可能であったり、ワンアクションでエンジンのスタートが出来るシステムは、最近では人気が高いため、高い評価が下されるようです。また、リアゲートやスライドドアを電動で開いたり、閉じたりすることの出来るキーレスもあり、高値査定につながる可能性も低くないでしょう。