オーディオとETC

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中古車に備え付けてあるオプション装備の中で、オーディオ機器の性能やコンディションが、買取額に影響を与えるケースも少なくありません。例えば、音質の良い純正品や、知名度の高いオーディオメーカーとタイアップした機器などは、プラス査定につながる可能性が低くないようです。また、コンパクトディスクなど、ヘッドユニットの性能に加えて、音質に直接的な影響を与えるスピーカーの種類、出力の高いウーファーの有無などによって、査定額が上下するケースもめずらしくありません。
次に、最近では、座席の前にエアバッグシステムが備わっている車両を見かけることがめずらしくなくなりました。そうしたシステムは、ほとんどの車両に標準装備されているため、査定額のアップにはつながりにくいでしょう。ただし、ニーエアバッグやカーテンエアバッグ、サイドエアバッグなどといった、乗車する人の安全性をより一層高めるためのシステムは、一部のグレードにしかついていなかったり、オプション設定となっていたりするケースが多いようです。それらの装備がついていると、非常に良いアピールポイントになるでしょう。そして、高速道路の料金をスムーズに、スピーディーに支払うためには、ETCの車載器が備え付けてあることも重要なファクターとなります。
こちらのシステムが開発され、広く普及したことによって、料金を支払うのに掛かる時間やエネルギーが少なくて済むだけではなく、車両を停車させる必要が無いため、渋滞の緩和や解消、発進や加速にともなう騒音や排気ガス、二酸化炭素の排出量の削減、ひいては地球温暖化の防止にも役立っているそうです。ただし、このシステムは、もはや定番となりつつあるほか、車載器の本体価格は10,000円ほどと、それほど高くは無いことから、大幅な査定額のアップにはつながりづらいと考えられます。とは言うものの、付いていないよりは、少しでも高い評価がなされる可能性はあるでしょう。

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